最後はbubutackさんです。
インタビューのときに寝坊したことはここだけのヒミツにしておきます。

てけ:それでは、インタビューを始めさせて頂きます。
よろしくお願い致します。

bubutack:宜しくお願いします。

てけ:ぶぶさんは前回のリーグ戦に参加していましたが、
前回のリーグ戦のインタビュー記事はもう見れなくなってしまっているので、
まず始めに、次郎歴と次郎を初めたきっかけからお願いします。

bubutack:まぁ故・秋姫アリアのインタビューはそもそも彼が
インタビューに飽きてそのまま死んだので受けていないのですが、次郎歴は10年です。
高専の頃に友人から存在を知り、プレイヤーとして遊び始めました。
作譜者として遊び始めたのはそのちょっとあとです。

てけそういえば私もインタビュー受けてないんですよね。
それはさておき、友人から太鼓さん次郎を知ったというのは、
今回のリーグ戦で行ってきたインタビューの中では少数派ですね。
それでは次に、初参加の大会と参加したきっかけについて教えてください。

bubutack:故・秋姫アリアの第二回創作譜面大会から参加し始めました。年で言うと2011年の夏です。
きっかけは自分の実力をネットに見せつけたくて…です。
当時はプレイヤーとしてめっちゃ努力していたんですけど、
大規模なloda.jp(閉鎖)の譜面を片っ端から遊び倒してしまった時に、
(自分で高難度の譜面作った方が良いな…)って思ったんですよね。
それで譜面を作ってみて自分にはとんでもない才能があるんじゃないかと勘違いして、
実力を遺憾なく見せつけました。文句なしの最下位です。

てけ:確かに、私が次郎を始めた時から、高難度の譜面といえば、
プレイヤー・製作者ともにぶぶさんのイメージが強いです。
では次に、最初の大会で最下位だったということですが、
その結果を受けて、次の大会に出場しようと思ったのは何故でしょうか?

bubutack:神譜面を作って挽回したい…!とかそういうのではなく、
割と単純に他人の譜面が見たかったからです。初参加の大会で当時初心者の自分が見ても、
これは優勝だなと分かるほどOYOBIDE-9(作:kobaさん)の完成度が高くて。
確かに結果を見て絶望して打ちひしがれたんですけど、
それでも神譜面に出会えた時の興奮が麻薬のように脳に焼き付いてしまったんですよね。
当時は今と違って大会の開催頻度も年3回とかだったので、
その頃には自分も見られる程度の譜面は作れるのかなともちょっと思いました。

てけ:神譜面に出会えた時の感動は、筆舌に尽くしがたいものがありますよね。
私も、当時は評価してもらいたいという気持ちがありつつ、
毎大会レベルの高い譜面に出会えることが楽しみで仕方なかったです。
ちなみに、今まで出会った神譜面の中で特に印象に残っているものや、
衝撃を受けた譜面は何でしょうか?教えて頂ければ幸いです。

bubutack:一番最初に出てきたのは故・秋姫アリアのFAKE TIME Repriseですね。
あれは本当に全身を電気が迸るという表現がぴったりなくらい自分にとっては衝撃的でした。
肉付けの進行やスクロールの使い方など、今でも参考になる部分の多い教科書的譜面です。
他にもm@sterさんのunforeseeable (liquid|arithmetic) overflow(Self-Effected)、
kobaさんのVOX Diamond、蛇輔さんのYggdrasilとか、挙げると枚挙に暇がないです。
印象は…そうですね、てけのsatfinal [collapse]やほしのもりびととかは、
譜面の”アツさ”というベクトルで、今でも評価中に尺度の一つとしてあげてしまうことがあります。
大会外で言えば故・秋姫アリアの天衣無縫や明鏡止水は、
今でも酒に酔うと動画を巡回してしまう癖があります(神譜面なので)。

てけ:私も、故・秋姫アリアさんのFAKE Time Repriseは、
今になってみると教科書的という表現がピッタリな譜面だと感じます。
他にも名譜面・作者の名前がズラっと並んでいますね。
また、私自身ぶぶさんの万有ヱレキテルやThe illegaL QueeNなどを筆頭に、
様々な面で影響を受けていますから、そういった方から、
私の譜面を褒めて頂けることは本当にとても嬉しいです。
では次に、神譜面を求めて大会に出場し続ける傍らで、自身も神譜面を生み出し続け、
今回のリーグ戦へと出場することとなったぶぶさんですが、
両Divisionに対する印象について、お話しいただけないでしょうか?

bubutack:Red Divisionは”超”個性的、Blue Divisionも個性的な譜面を
作られる方が集まっているなという印象です。ただ、皆さんのインタビュー記事を見ると、
全体を通して『Blueは安定的な譜面を作られる方が~』と言われ続けているので、
Blue Divisionの方々はそういった印象を逆手に取った譜面をしっかり練って
提出されるのではないかなと予想しております。
なので、そういう見方も通用しないんじゃないかと。

てけ:なるほど。確かに殆どの方がBlue Divisionが安定的だと表現していますが、
それを逆手に取った譜面で勝負に出る、というのは全然ありそうな話ですね。

bubutack:また、リーグ戦形式だとどうしても戦う楽しさと評価させていただく喜び、
どちらかは必ず欠けてしまうので誰と一緒/別々だとかはあまり考えていません。
常にその時点で最高の音楽を最高のクオリティで表現できなければ、
後ろから鈍器で殴られて死ぬだろうなと思ってます。

てけ:まるで恋文2000をやってるキモオタみたいな仕打ちですね。
では次に、ぶぶさんの仰るように今回のようなハイレベルな戦いでは、
「その時点で最高の音楽を最高のクオリティで表現すること」が
常に求められるかと思うのですが、ぶぶさん自身が作譜する時に、
「最高の音楽を最高のクオリティで表現するため」に意識していることはありますか?

bubutack:手当たり次第に取り込める物(者)は取り込んでいこうという構えではいます。
初めの頃は故・秋姫アリアのテクニカルな要素とkobaさんのグルーヴ感、
m@sterさんの譜面理論の良いとこどりをしようと頑張っていました。

bubutack:中期にはグルーヴ感を出しつつも個性を出そうと、
2小節毎に軸をバラけさせたりメロディをやや比重重めに取りに行ったり。
komasyさんが台頭されてきたころにようやく原点回帰で、
4つ打ちに重きを置きなおすようになりましたね。

てけ:言われてみると、komasyさんが台頭されてきた頃には、
恐らく彼の影響により4つ打ちを意識する方が増えた印象がありますね。

bubutack:また、王・空木アメリに"新規性"についてラーメン屋で語られてからは、
付点16分とかギミックとか色々かじってはみたんですけどうまくはいきませんでした。
今はとにかく、出場者の方々の譜面を動画サイトで視聴したりしてます。
皆さん名作ぞろいで本当に恐ろしいですが、何か得られるものがあれば
しっかりこの大会でも生かしていけたらいいなと思います。
こうして文章にして振り返るとやや多動症なところが、
悪く言えば一貫性が無く、すんでのところで栄冠をつかみ損ねてきたのかな(新たな発見)

てけ:故・秋姫アリアさんと対を成す存在、王・空木アメリさんの登場ですね。
ぶぶさん曰く、新規性の面は上手くいかなかったとのことですが、
Need The ChangeやLogitical Blasterなどは、付点の効果的な活用という点から、
影響を受けている方は多いのではないかなと思います。
その頃の大会譜面には、かなり近いものを感じる譜面が多かったですし、
かくいう私も、付点リズムが登場する時はこれらの譜面が頭がよぎりますね。

てけ:正直なところ、このような話をもっとお聞きしたいのですが、
そろそろお時間となってしまいました。
それでは最後に、リーグ戦への意気込みをお願い致します。

bubutack:常にFinal Divisionの覚悟で出し惜しみせず戦います!!!
でもとりあえずは同窓会的な面も込めて、
この大会を心行くまで楽しみ尽くしていきたいと思っております。

てけ:主催としては、闘志を燃やして頂けるのももちろん嬉しいですが、
この大会を楽しんで頂けることが何よりの幸せです!ぜひ楽しんでください!
それでは、これにてインタビューは終了となります。お疲れ様でした。

bubutack:ありがとうございました。